毎日、スッキリしないお天気が続きますね。
今年は、省エネ対策で室内の温度も高く、いつもより早く夏バテが気になります。
そこで今回は、夏バテ改善に役立つ「お酢」のお話です。
スーパーで、お酢売り場に行くと、○○酢と、数多くのお酢が陳列されています。
瓶やボトルに書かれた文字を追うと、「食物酢」、「穀物酢」、「米酢」、「黒酢」、「玄米酢」、「りんご酢」、「バルサミコ酢」、「ワインビネガー」などなど・・・。
その品数に圧倒されるほど。
果汁を原材料にした「ポン酢」や、酢に砂糖と塩を加え簡単便利に仕上げた商品の「すし酢」も、今は、ポピュラーな調味料となりましたね。
また、ツンとした酢特有の匂いが苦手な人を対象とした「ツンとしないお酢」という商品もあります。
めずらしいものとしては、ザクロ酢、プルーン酢などが、健康酢として時流にのっています。
◆酢を飲むと、体が軟体になる!?
「酢を飲むと、体が軟体になる」と、どこかで聞いたことはありませんか?
結論からいうと、これは、迷信です。
体内に酢を吸収したとき、酸の影響で筋肉の緊張をほぐすという効果は期待できますが、体自体を柔軟にする働きはあまり期待できないということ。
体を柔軟にと望む場合は、やはり毎日のストレッチ!が近道です。
◆酢のパワー!
料理の味付けの基本(和食)となる、「さしすせそ」の調味料。
さ=砂糖 し=塩 す=酢 せ=せうゆ(しょうゆ) そ=味噌
「酢」は、日本人なら、キッチンにかならず常備したい調味料のひとつですね。
殺菌力が強いので、酢に浸した食材は、長期保存ができ重宝します。
「酢」の主成分は、酢酸、多種のアミノ酸です。
これらが、「クエン酸回路」=(摂取した食べ物をエネルギーに変えるエネルギー代謝の仕組み)を活発にします。だから、疲労回復改善に役立つのですね。
その他、消化液の分泌を高めたり、ストレスに対する緩和作用、カルシウムの吸収を促す、便秘に効果的など、いいことづくし。毎日の食事に、酢のパワーを取り入れないと、損ですね~。
酢飯だけでなく、サラダや炒め物にも、どんどん「酢」のパワーを活用し、体内代謝作用のアップにつながるようにしましょう~!!
記事提供:旭化成ライフサポート(株)