はなまるさん 40代・女性
ダイエット目的で昨年11月からウオーキングを始め、ほぼ毎朝40分~50分歩きました。今年1月からは、平日に40~50分ゆっくりジョギングをし、週末は1時間以上ゆっくりジョギングを行っていますが、一向に体重が減りません。むしろ最近は運動を始めたころより体重が増え始め嫌になりつつあります。
秋にはハーフマラソンにエントリーをしたのに・・・。
体が重くなって走りが遅くなってきた感じもします。でも、今やめたらせっかく走れるようになったのが惜しい気がします。
嫌な気持で最近は走っていますが、いつ『ぽいッ』と投げ出してもおかしくない状況です。
解決策を教えてください。
走っているのにやせない、という「はなまるさん」のお悩みはランナーの間でよく耳にします。体重あるいは体脂肪は、脂肪を燃やす有酸素系の運動だけでは思うように減らないのです。体組成の筋量を増やすことが大切で、ランニングだけではなかなか増やすことができません。そのためウエートトレーニングなど、筋量を増やすためのプラスαを行う必要があります。
筋量とは体内にある筋肉量のことで、特に背中・太もも周り、お腹にある筋肉を鍛えることで筋量を効率よく増やすことができ、やせやすい体質へと変えることができます。
もう一つ、やせやすい体質にするために、いわゆる基礎代謝を上げる工夫として、練習する時間を日によって変化させることをおススメします。毎日同じ時間、同じ練習をしていると、カラダはその習慣に慣れてしまい、楽にこなせるようになる半面、エネルギー代謝も省エネするようになってしまいます。走る時間帯に変化をもたらすことで、エネルギー代謝を活発にするとよいですね。
いろんな時間帯、いろんな練習内容、練習コースを楽しみながら効率よく脂肪を燃やし、キレイなボディラインを手に入れてくださいね!