[2012.06.15]
3月末に海開きをする沖縄は、
1年の半年以上が夏の様子。
まさに高温多湿の島で、
夏バテになんかかかったら大変です。
私は一年前からこちらで暮らしていますが、
おかげさまで夏バテにもかからず、
元気に半年以上も夏の陽気を満喫できています。
うちなーんちゅ(沖縄人)のパワーの秘訣は、
なんと言っても沖縄の恵まれた食文化にあるのでしょう。
夏の元気を支える野菜の筆頭は、
5月から出回り始めるスイカ。
中でも今帰仁(ナキジン)スイカが主流で、
青い皮の部分になっても甘味がしっかり。
この甘いスイカは体温上昇を抑える働きが高く、
体内の浸透圧を正常に維持してくれる働きがあります。
6月頃から少しずつ出回る紅芋は
県外持ち出し禁止の伝統野菜。
紅芋には、てでんぷんはもちろん、ビタミンAやCのほかにもカリウムなどのミネラルが多く、
実の紫紅色は、アントシアン系の色素であり、
抗酸化作用もばっちり。
このアントシアニンは動脈硬化を予防すると言われ、
コレステロールの抑制効果が高いと言われていますね。
もう一つ、
ぜひご紹介したい伝統果実は、ノニ。
ノニは沖縄だけでなく、ハワイやフィジーなど、
南太平洋諸島の熱帯地域に自生する植物であり、
カリウムやカルシウム、マグネシウムなどのミネラルを豊富に含み、
カラダを浄化させる奇跡の果実として
はるか昔の先人から飲まれていると言います。
こういった自然の恵みから
日々ミネラルを補うことでカラダを癒し、
うちなーんちゅは暑い夏を乗り越えてきたのですね。
私も家族や知人が集まるたびに
大きなスイカを振る舞っていて、
今月だけで大玉4つは切りました^^
暑い夏を乗り切る秘訣は
甘くておいしいミネラルたっぷりの野菜&果実!
今年の夏も元気いっぱい、
素敵な夏の思い出ができますように♪
ランニング関連の雑誌・書籍の企画制作をはじめ、42.195kmリレーマラソンなどのランニングイベントのプロデュースを手掛け、ランニングマガジン『クリール』(ベースボール・マガジン社発行)、『ランニング生活』(コスミック出版発行)では、女性を対象とした連載ページを展開しています。
在籍中の早稲田大学大学院では、“走ってキレイになること”を科学レベルで解明しようと、女性の運動習慣と肌の関連について研究中。
自身も走り続けながら、より多くの女性たちへランニングライフを提案しています。
ちなみに女優・本仮屋ユイカの叔母でもあります。