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空が近い沖縄ラン


[2012.06.01]


沖縄と言えば、やっぱりシーサイドコースが最高です。
トロピカルグリーンに輝く海と真っ青な空、
頬をなでる風は心からさわやかで、
どこまでも走っていけそうな気分になれますね。

画像のコースは、那覇市在住のうちなーんちゅーがデイリーに通う、
うちなーんちゅーたちに愛され続けている海水浴場「トロピカルビーチ」。
周辺にはとてもキレイに舗装されているコースがあり、
女の子一人でも安心して走れるのが嬉しい限り。
海を見ながら走っていると、遠く海外に来たような錯覚にも。

沖縄では、琉球王国の時代から、
太陽の神様 ティーダ様と、
海の神様、ニライカナイ様に祈りをささげ、
国の安泰、人々の繁栄を祈ったと言います。

沖縄では今でもその風習をとても大切にしていて、
海や太陽、そしてご先祖様への祈りを大切にしています。
シーサイドコースを走る時、
いつもよりも厳かな気持ちになれるのも
沖縄ランの大きな魅力と言えるかもしれませんね。

昔の習わしが風化することなく
今でも現代を生きるうちなーんちゅーに生き続けている理由の一つは、
その当時の文化や芸術にふれられる機会が多いこともあるでしょう。
毎年、5月3~5日、
那覇市の港ではハーリー祭が催されます。
勇敢に船を走らせてその年の大漁と安泰を祈ったそうで、
現在は3日間の開催ですが、
何百年前も同じ5月4日に開催されていたのです。
(ちなみにハーリーには沖縄の男気あふれるイケメンたちが
漕ぎ手として大勢集まります!)

古の文化にふれられる沖縄、
空がとても近くに感じられる沖縄、
今を生きる私たちが忘れがちな大切なことを
思い出させてくれるかもしれませんね。

モトカリ

モトカリ(本仮屋雅美)

  • ●早稲田大学大学院 健康スポーツ専攻
  • ●ランニングカンパニー・オフィス・モトカリ代表
  • ●陸上専門サイト「strongholds」編集長
  • ●ランニングビューティラボ「Acting runners」所長
  • ●フルマラソン自己ベスト:3時間3分57秒

ランニング関連の雑誌・書籍の企画制作をはじめ、42.195kmリレーマラソンなどのランニングイベントのプロデュースを手掛け、ランニングマガジン『クリール』(ベースボール・マガジン社発行)、『ランニング生活』(コスミック出版発行)では、女性を対象とした連載ページを展開しています。
在籍中の早稲田大学大学院では、“走ってキレイになること”を科学レベルで解明しようと、女性の運動習慣と肌の関連について研究中。 自身も走り続けながら、より多くの女性たちへランニングライフを提案しています。
ちなみに女優・本仮屋ユイカの叔母でもあります。

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