持続可能なモビリティ社会の実現を目指して 参戦車両のCO2排出を実質ゼロへ! 小野測器とのパートナーシップ契約を締結
2025-03-07 16:14:42
JRP国内最高峰で最速のフォーミュラカーレースシリーズである全日本スーパーフォーミュラ選手権(以下「SUPER FORMULA」)を開催する株式会社日本レースプロモーション(代表取締役社長:上野 禎久、以下「JRP」)は、電子計測器の製造および販売を展開する株式会社小野測器(代表取締役社長:大越 祐史、以下「小野測器」)と、持続可能なモビリティ社会の実現を目指して、SUPER FORMULAシリーズに参戦するレーシングマシンから排出されるCO2をカーボンオフセットするパートナーシップ契約を締結いたしました。

写真:緑の中を駆け抜けるフォーミュラカー (2024 SUPER FORMULA Rd.3東北大会)
SUPER FORMULA では、持続可能なモータースポーツ業界づくりを目的に2021年に「SUPER FORMULA NEXT50(ネクスト ゴー)」プロジェクトを始動し、カーボンニュートラルへの挑戦としてこれまで、レーシングマシンのボディにはカーボン素材と同等の剛性と重量を担保した、麻由来の天然素材等を使用する「バイオコンポジット素材」を採用し、原材料ならびに製造過程でのCO2排出量を約75%抑制、タイヤには走行性能やウォームアップ性能、グリップ性能を高めつつ、天然由来の配合剤やリサイクル素材等の再生可能原料・リサイクル原料の使用比率が平均46%を達成した「カーボンニュートラル対応レーシングタイヤ」を導入し、地球環境に配慮した取り組みを進めてまいりました。
今回のパートナーシップを通じ、小野測器が保有する「J-クレジット※」を使用し、2025年シーズンのSUPER FORMULA 参戦車両から排出されるCO2をカーボンオフセットさせることができ、カーボンニュートラルへの挑戦を加速させるものとなります。
小野測器とのパートナーシップ概要
「J-クレジット」対象:2025年にJRPが開催するSUPER FORMULA全戦(公式テストを含む)に出走する車両が使用する予定のガソリン使用量から算出したCO2排出量173.5t分をオフセットする予定
※J-クレジット:環境省、経済産業省、農林水産省が運営するベースライン&クレジット制度であり、省エネ・再エネ設備の導入や森林管理等による温室効果ガスの排出削減・吸収量をJ-クレジットとして認証しています。2023年11月時点で70の方法論があり、家庭・中小企業・自治体等の省エネ・低炭素投資等を促進し、クレジットの活用による国内での資金循環を促すことで環境と経済の両立を目指しています。(出典:環境省HP https://www.env.go.jp/earth/ondanka/mechanism/carbon_offset.html)
小野測器
1954年創業。電子計測機器の製造、販売ならびに各種エンジニアリングサービス事業を展開。創業同年には、国内初となるジェットエンジンの回転数を計測する回転計を開発。自動車産業では⼆輪・四輪車、自動車部品、その他建設機械、食品や医療検査等、幅広い分野において研究開発のサポートから製造工程での測定技術を提供。自動車メーカーHondaの第⼆期(1983-1992)F1レース活動において、V6ターボエンジンのベンチ試験用の操作システムを特注制作するなど、同社の優勝に技術面でサポート。その他、近年では電動車両(EV)開発支援など、カーボンニュートラル社会実現のために新たなビジネス領域への参入を行っている。
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ