◆エーッ、10%? マジーッ、30%?
ガンバーッ、40%!
皆さんは普段の生活で、筋肉はその持てる力(最大筋力)の何%位を発揮していると思いますか。24時間の筋電図でのモニターの結果日常動作では「約10%」、一番使っている歩行動作でも、辛うじて「30%程度」であることが判りました。
ところで、加齢とともに低下する筋力を維持・向上させるためには、最大筋力の「40%」以上の力を発揮することが必要ですので、現在の日本で普通の生活をしている限りにおいては、筋肉は日々『埋蔵筋』になっていることがお判り頂けるのではないでしょうか。
そこで、QOL(生活の質)を低下させる足腰の衰え(三筋後退)を防ぐためにも、1日15分程度、最大筋力の40%以上の力を発揮するよう心掛けて下さい。
◆大丈夫・・・、振袖二の腕?
荒っぽく言えば、日本は「引き」の文化で、西欧は「押し」の文化ではないでしょうか。
と言いますのも、日本ではノコギリは引くときに切れるようになっていますが、西欧のそれは押すときに切れるようになっています。
また、日本の刀は軽く反りがあり引きながら相手を斬りますが、西欧の剣やサーベルは突く(押す)ことで相手を倒します。
更に、農作業も然りですし、スポーツでも同様のことが言えるように思います。
即ち、日本の国技である相撲やお家芸である柔道においては、
相手と組んだ時にその引き付けの強さが勝敗を左右すると言っても過言ではありません。
さて、本題に戻りますが、上腕の筋肉の加齢に伴う変化を見てみますと、
上腕二頭筋(力こぶ;引く筋)は余り変化しないのに比べ、
上腕三頭筋(力こぶの反対側;押す筋)は比較的顕著に低下していきます。
ということで、上腕三頭筋が衰え皮下脂肪が増えてくると、
いわゆる「振袖二の腕」になってしまいます。
因みに、これからだんだん暖かくなって来ますと肌の露出が増えてきますので、女性の皆さんは二の腕が気になってくるのではないでしょうか。
そこで、これからの2~3ヶ月間は「アンチ・三筋後退」に加えて、上腕三頭筋を集中的に
鍛えましょう。そのためにも、日頃より「押す」ことを意識してみて下さい。
そして、女性の皆さん、今日から先ずは「腕立て伏せ」を励行して、夏までに『スッキリ二の腕』を手に入れましょう。
記事提供:旭化成ライフサポート(株)