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ご存知ですか?「低脂肪牛乳」と「低脂肪乳」の違い

全国的に梅雨も明け、暑い毎日。
のども渇き、冷蔵庫から「牛乳」を取り出し、ガブ飲みをすることもあるでしょう。
「牛乳」の栄養価は高く、たんぱく質、カルシウム、脂肪が主な成分です。
コップ1杯(200ml)の「牛乳」のエネルギーは、約130kcal。
たくさん飲めば、それだけ、エネルギーも加算されますので、要注意。

スーパーに行くと、陳列されている「牛乳」の種類に、まず驚かされますね。
一番わかりにくいのは、「低脂肪牛乳」と「低脂肪乳」の違い。
栄養素もかなり異なるので、要チェックです。

牛乳、その他の乳、乳製品などについての成分規格、表示方法などは、乳等省令(昭和26年厚生省)という省令により定められています。
そして、それらは添加物、成分調整の有無により、おおまかに分類されています。

2000年の食中毒事件をきっかけに、2001年に公正競争規約が改正され、生乳を100%使用していないものは「牛乳」と表示できなくなりました。
生乳100%ではない「コーヒー牛乳」は、「コーヒーミルク」などと表示名を変更することが義務付けられました。

◆原材料が生乳100%
原材料が生乳100%で、無脂肪乳固形分8.0%以上、乳脂肪分3.0%以上のものは「牛乳」、乳脂肪分のみを調整し、乳脂肪分0.5%以上1.5%以下のものは「低脂肪牛乳」、乳脂肪分のみを調整し、乳脂肪分0.5%未満のものは「無脂肪牛乳」と、分類されます。
生乳から乳成分を調整した牛乳のうち、低脂肪牛乳と無脂肪牛乳に該当しないものを「成分調整牛乳」と分類されます。

◆原材料が生乳+生乳以外の乳製品
原材料が生乳と生乳以外の乳製品である場合、無脂肪固形分8%以上であれば「加工乳」と呼び、それ以下であれば、含まれる無脂肪固形分の割合により「低脂肪乳」「無脂肪乳」に分類されます。

◆原材料が生乳+生乳以外の乳製品+乳製品以外のもの
乳製品を主原料とした飲料で、上記以外ものを「乳飲料」と分類します。

つまり、エネルギーと脂肪量を抑えたい方には、「低脂肪牛乳」や「低脂肪乳」をおすすめします。
「低脂肪牛乳」や「低脂肪乳」は、当然のことながらエネルギーと脂肪量に関しては、「牛乳」より低い数値になっています。カルシウムなど、他の栄養素量については、商品により様々ですので、パッケージの栄養表示を参考にするといいですね。

また、暑い時期ですので、一度開封したら、賞味期限前でも2~3日で飲みきるようにしましょう。

骨粗しょう症予防のためにも、脂肪とエネルギーはひかえながら、上手にカルシウムをとりましょう。

記事提供:旭化成ライフサポート(株)

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