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ランナー的サーチュイン習慣


[2012.04.16]



ランナーのようにカラダを動かすことを積極的にしている人たちは、
食事にもとても気を使っていますね。

賢い習慣の一つ、
生の食べ物から摂れる酵素は
腸の働きを促し、栄養の吸収を高めることで
随分古くから美容家の間でも愛されている美習慣ですが、
食事をバランスよく摂ることはとても大切ですね。
ちなみに、私は毎朝、大根おろしをお茶碗一杯食べています。
おかげで便秘知らず。
気軽に酵素をしっかり補えるのでオススメです^^

それでは、ここ数年前から
アンチエイジングの観点から注目される食事習慣をご存じですか?

それは、「サーチュイン」遺伝子をオンにする食事習慣です。

サーチュインを活性化させると新陳代謝は高まり、
髪の毛、筋肉、骨、内臓、脳と、全身を若返らせることができると言われています。

このサーチュインは、誰でも持っている遺伝子で、
カロリー制限をすることで活性化すると言われています。

なぜ、カロリー制限すると活性化するかというメカニズムは、
人類の長い歴史につきまとってきた飢餓にあります。
飢餓を感じると、人間は生物として子孫を残そうと、本能的に生殖力を蓄えようとするのです。
この働きにより、人間は老化を遅らせ、寿命を維持させることができると言われているのですね。

具体的なカロリー制限は「腹7分目」の食事習慣のことで、
サーチュインのスイッチを入れることができると言われていますが、
真剣に(または習慣的に)走っているランナーにとって、
常に腹7分目ではエネルギー不足が心配になりますよね?

そこで、
ランナー的なサーチュインのオンの食事習慣をオススメします。

一つめは、夜8時までに食事をすませ、
寝るまでは食べ物を口にしないようにすること。
水分補給はこまめにしますが、基本的に食べ物は口にしないことで
朝を迎えるまでにプチ飢餓状態を作ることができます。
これは、胃の消化も助けるので、
胃の弱い方にもオススメです。

そしてもう一つは、
やっぱり野菜をたくさん食べること。
野菜は水分が多いので、
食べすぎになることはまずないでしょう。
生の野菜をしっかり食べて酵素を補うことも
腸を活性化させる秘訣。

賢く美しい食事習慣を続けていると、
早くて1週間で、その成果を実感できるでしょう。

瑞々しく美しい素肌はもちろん、
内側から湧き出てくる生命力、
ぜひ実感してくださいね^ ^

モトカリ

モトカリ(本仮屋雅美)

  • ●早稲田大学大学院 健康スポーツ専攻
  • ●ランニングカンパニー・オフィス・モトカリ代表
  • ●陸上専門サイト「strongholds」編集長
  • ●ランニングビューティラボ「Acting runners」所長
  • ●フルマラソン自己ベスト:3時間3分57秒

ランニング関連の雑誌・書籍の企画制作をはじめ、42.195kmリレーマラソンなどのランニングイベントのプロデュースを手掛け、ランニングマガジン『クリール』(ベースボール・マガジン社発行)、『ランニング生活』(コスミック出版発行)では、女性を対象とした連載ページを展開しています。
在籍中の早稲田大学大学院では、“走ってキレイになること”を科学レベルで解明しようと、女性の運動習慣と肌の関連について研究中。 自身も走り続けながら、より多くの女性たちへランニングライフを提案しています。
ちなみに女優・本仮屋ユイカの叔母でもあります。

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