5年ぶりのフルマラソン出場

4時間27分台で完走。アップダウンなく平坦なコースの為、自分のペースを保てれば完走は可能。トイレも特に表示はないが、野球少年達の横に定期的に発見する事が出来た。給食はバナナ、給水は水とスポーツドリンクのシンプルさに有り難みを感じる。
観光名所等ではない為、走れども走れども土手沿いの道が続く。ハーフマラソンのゴール地点が中間地点となる。走る事とは何かを考え続け、自分の走りに向き合う数時間となる。
35キロを過ぎた辺りから、意識が朦朧とし始める。すぐ横を車が走り去り、舞い上がった砂埃の匂いを嗅いでアメリカまで来てしまったのではないかという錯覚を覚える。
ゴール地点はドラマチックな展開もなく、イーブンペースでゴールした。メダルを首にかけてもらい、雲一つない空を見ると、完走したのだという実感が湧きつつあった。
2019年はあらゆる事に挑戦し、それを達成する事が出来るという確信を持てたレースとなった。